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Eゆめこ No.225 タイプ:はがね 特性:しゅうちゅう(自分の命中率が1.3倍される) HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 90 130 90 65 90 75 ばつぐん(4倍) --- ばつぐん(2倍) ほのお/じめん いまひとつ(1/2) ノーマル/こおり/どく/ひこう/むし/いわ/あく/はがね いまひとつ(1/4) --- こうかなし --- 攻撃種族値は鋼タイプの中で最も高い。耐性の多いタイプで防御系種族値が全て90と、アタッカーの中では優秀な耐久。 特性のおかげで命中80↑の技は実質必中。つばめがえしより威力が上の鋼技は全て命中が100未満なので、鋼技の使い手としては非常に安定している。 反面サブウェポンが偏っており、瓦割り以外の物理技は全て鋼タイプに半減されてしまう。 Eようむ・ようき・Eけいね・Eえいきに至っては全てが半減・無効される。岩以外に耐性を持つEこまち・むらさも厳しいところ。 Eゆめこ基本型 昆布型 岩石封じ前提型 覚える技レベルアップ 技マシン タマゴわざ 基本型 性格:いじっぱり 努力値:攻撃252 残り耐久 持ち物:こだわりハチマキ、メタルコート、ピントレンズ、ラムのみ、カゴのみ 確定技:スカルプチュア/いっせん 選択技:おんがえし/LUNATIC/かわらわり/がんせきふうじ/ポイズンクロー/てっぺき/じこあんじ/どくどく/ちょうはつ/あまごい/ねむる 攻撃種族値130を生かしたアタッカー型。拘りハチマキ・メタルコートで威力の底上げをしてもいいし、ピントレンズ持ちのスカルプチュアで急所狙いで行ってもいい。 一閃は全人形最大威力。威嚇が入らなければ、拘り一閃でEレミリアを確定1発。 氷鋼・悪鋼以外の鋼タイプにはほとんど攻撃が通らないので、できれば後ろに鋼対策の人形を用意しておきたい。 と言っても相手が耐久型でなければ、半減されても拘りスカルプチュアで3確にできたりするのでそのままゴリ押しするのも手。 スカルプチュアは一致で威力が142。LUNATICの方がほんの少し威力が高い。炎タイプや水タイプへの最後の悪あがき用に持たせてもいい。 昆布型 性格:わんぱく、しんちょう 努力値:HP252 防御252(わんぱく) HP252 特防252(しんちょう) 持ち物:たべのこし、ラムのみ、カゴのみ 確定技:スカルプチュア/まきびし 選択技:いっせん/ほえる/どくどく/ちょうはつ/ねむる 耐久に努力値を振って撒き役。再生技がねむるしか無いのが少し厳しいが、必中の毒々とほえるのおかげで撒き終わった後も削り役に徹する事ができる。 半減タイプも多く、毒を無効化して挑発も持っているので受け型相手なら出る機会は多い。 攻撃技はスカルプチュアがあればとりあえず事は足りる。一閃もあるといざという時に便利。 岩石封じ前提型 性格:いじっぱりorようき 努力値:攻撃252 素早さ調整 残り耐久 持ち物:メタルコート、ピントレンズ、ラムのみ、カゴのみ 確定技:スカルプチュア/がんせきふうじ 選択技:おんがえし/LUNATIC/かわらわり/ポイズンクロー/まきびし/どくどく/ちょうはつ/ねむる 参考 素早さ個体値V前提 120族抜き調整の場合:性格補正無し努力値252、補正有り努力値164 125族抜き調整の場合:性格補正あり努力値188 130族抜き調整の場合:性格補正有り努力値212 相手の交代を読んだり、一撃耐えて岩石封じを当て、次の攻撃で確実に落とす型。 攻撃種族値130のため、不一致の岩石封じでもそれなりにダメージが出るために1確幅はそれなりに広がる。炎に弱点突けるのもそれなりに大きいか。 岩石封じ当ててなお勝てない相手でも、素早さが下がっているために交代する状況はそこまで悪い訳でもない。 選択技は交代促進の挑発なりさらなる他のサブウェポンをひっさげるなりご自由に。 上記の型とは違い、夢子が素早さで抜きに行く型のためにそこまで一閃は必要ではない。 覚える技 レベルアップ ちびゆめこ ゆめこ Eゆめこ 技 1 1 1 ひっかく 1 1 1 にらみつける 7 7 7 ナイフなげ 11 11 11 かくばる 15 15 15 いっせん 19 19 19 メタルクロー 23 23 23 まきびし 27 28 28 おいうち 31 33 33 ふみつけ 35 38 38 きりさく 39 43 46 てっぺき 43 48 54 スカルプチュア 47 53 62 じこあんじ 技マシン マシン 技 技05 ほえる 技06 どくどく 技10 メロメロ 技11 にほんばれ 技12 ちょうはつ 技15 LUNATIC 技17 まもる 技18 あまごい 技21 かまいたち 技27 おんがえし 技31 かわらわり 技32 かげぶんしん 技39 がんせきふうじ 技40 つばめがえし 技42 からげんき 技43 ポイズンクロー 技44 ねむる 技46 どろぼう 技48 げきりん 技49 よこどり 秘01 いあいぎり 秘06 いわくだき タマゴわざ みねうち だましうち とおせんぼう エアカッター さつじんドール
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タグ 作品名ひ ひとゆめ 曲名 歌手名 作詞 作曲 ジャンル カラオケ OP message to us 橋本みゆき kanoko 藤田淳平 明るい ED キヲク 橋本みゆき kanoko 藤田淳平 感動 挿入歌 Revolution 橋本みゆき kanoko 藤田淳平 かっこいい
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第401話:金の瞳と赤の瞳 作:◆5KqBC89beU 地下通路を通って人の多そうな場所まで行く、という手もあったが、結局、 麗芳は地上を移動することにした。途中で殺人者が待ち伏せているかもしれないが、 それは地下通路を通っても同じ。あちこちに出入口がある以上、地下通路の存在に 気づいた参加者が他にいても不思議ではない。敵と出会ったなら、隠れる事もできず、 狭い一本道を逃げねばならないかもしれない。 さらに、もし途中で崩落でも起きていれば、それこそ無駄足になる。 まず地下通路で行けない場所から探そう、と麗芳は考えた。 「よし、とりあえず灯台に行こう。で、その次は難破船を探してみようっと」 彼女が最優先で探す相手は、淑芳だ。麗芳を気絶させるほどの実力を持つ藤花 (の中にいる誰か)、神将である鳳月と緑麗、ED曰く剣の達人らしいヒースロゥ、 この四人は急いで探さなくても平気そうだが、淑芳は少々危険かもしれなかった。 「淑芳ちゃんだったら、どこか人の来ない場所に隠れててもおかしくないし」 だからこそ、いかにも人がいなさそうな場所から調べるわけだ。 淑芳以外の人物が隠れていたとしても、それはそれで構わなかった。弱いせいで 殺し合いができないか、あるいは単なる平和主義者か――他に理由は考えにくい。 温厚そうな相手なら、同盟に誘う。そうでなくとも、情報交換くらいはできる。 小娘一人だと侮って襲いかかってくるようなら、返り討ちにすればいい。麗芳は、 そんじょそこらの軟弱者くらいなら簡単に倒せるのだから。 「何も収穫がなければ、またその時に考えよう」 デイパックから地図と方位磁石を取り出し、麗芳は北へ向かって歩いていく。 湖岸と湖底の境界だった場所は、急な斜面になっており、無理に登れば滑って 転びそうだった。おかげで緩やかな坂を探さねばならず、移動に時間がかかった。 湖底だった場所を離れ、やっと草原に出られた頃には、靴が泥まみれになっていた。 「うーん、誰もいない。喜ぶべきなんだか、哀しむべきなんだか」 そう言いながら彼女は周囲を見回し、近くの手頃な岩に腰を下ろし、靴を脱いで 泥をぬぐい始めた。靴に付いた泥から移動経路を推理されては困るからだ。 天気はだんだん悪くなっていくようだったが、雨が降ると断言できない以上、 泥だらけの靴を見られた時に、水場から来たと見破られる可能性があった。 地下通路の存在は伏せておくべきだ。だから麗芳は手掛かりを消す。 雑巾がわりのメモ用紙が、泥色に染まっていく。やがて作業が一段落した頃、 どこか遠くから、何かが暴れているような音が聞こえてきた。 「南西の森で、バケモノが木々を薙ぎ倒してる――としか思えないなぁ……」 破壊の響きは、すぐにおさまった。けれど、騒音の元凶は謎のままだ。 靴を履いて立ち上がり、金色の瞳に森を映して、麗芳は静かに自問する。 (確認しに行く? それとも無視する?) 危険な場所に近づくのは得策ではない。けれど彼女は、森へ向かって走りだした。 (あの森で、誰かが襲われてるのかもしれない) その誰かは、麗芳の探している相手かもしれない。見知らぬ誰かでも、罪なき人が 死にかけているのなら、なるべく助けるべきだろう、と麗芳は思う。 森から出てきた相手は、黒い革の上着を着た男だった。ポケットに手を突っ込み、 麗芳を無表情に眺める視線は、まるで路傍の石でも見るかのようだった。 対峙した瞬間に、麗芳の背中を悪寒が走った。本能が、今すぐ逃げろと言っている。 「俺を殺すか、お前が死ぬか。選択肢はそれだけだ。……さぁ、どうする?」 彼の顔が歪んだ。猛々しく、禍々しく、ひたすらに空虚な笑みだった。 男の目を見て、麗芳は悟る。説得は無駄で、戦闘は不可避。彼は狂っている。 周囲のすべてを巻き込みながら、際限なく暴力を撒き散らす。そういう目だった。 (放ってはおけない。こいつは、ここで倒さないと……!) もしも彼が、淑芳に会えばどうなるか――そう考えただけで覚悟は決まった。 デイパックを投げ捨て、麗芳はスタンロッドを構える。ここは、森と森の間にある 林の中。戦いの邪魔になるほど、木々は多くない。 「名前を訊いてもいいかしら?」 返答を期待しない問いだったが、男は短く名を告げた。 「甲斐氷太だ。いくぜ」 言うと同時に、甲斐がポケットから手を出す。その時には、既に麗芳も動いている。 一直線に近づいて、思いっきり殴る。ただそのための動きだ。しかし、接近する速度が 尋常ではなかった。あっという間に二人の距離が狭まっていく。 だが、甲斐には一瞬の時間があれば充分だった。カプセルを口に入れて噛み砕き、 瞳を真っ赤に輝かせる。漆黒の鮫が、麗芳の眼前に出現した。 「!」 慌てて麗芳が跳びのいた空間を、鋭い牙が通過する。木々を薙ぎ倒しながら、黒鮫が 追撃を開始。空中を泳ぐ怪魚に対し、彼女は防戦一方だ。 (何よこれ! あの男が操ってるの!?) 木々を盾にしても、黒鮫は平気で襲ってくる。牙から逃げ、尻尾を避け、突進を かわして、麗芳は駆け回る。黒鮫にスタンロッドを叩きつけようとするが、なかなか 隙をつくことができない。甲斐自身は攻撃してこないが、そちらを完全に無視する わけにもいかない。飛び散った木片が、起伏だらけの足場を余計に悪化させていく。 徐々に麗芳は追い詰められていった。周囲の木々は、大半が木片と化している。 接近しないと攻撃できない彼女にとって、甲斐の悪魔は難敵だ。相性は最悪だった。 普段の麗芳なら、黒鮫を殴り倒せたかもしれないが、今の彼女にそれは不可能だ。 「ぐぅっ!」 黒鮫の突進をくらい、麗芳の身体が地面を擦りながら転がる。受け身は失敗した。 右手のスタンロッドを放さないようにするだけで精一杯だった。 (術を使える仲間がいれば、こんな鮫に苦戦なんかしないのに……) 鈍痛を堪えて彼女は立つ。もはや満身創痍だ。まだ辛うじて動けるが、あちこちの 骨にヒビが入っている。当然、内臓も無傷ではない。 麗芳に勝機があるとすれば、それはたった一つ。 (どうにかして、あの男を殴る!) 甲斐は不機嫌そうに顔をしかめている。楽しんでいるようには見えなかった。 「けっ、憂さ晴らしにもなりゃしねえ」 カプセルを幾つか再び嚥下し、甲斐は黒鮫に「とどめを刺せ」と命じた。 主人の許可を得て、悪魔が大きく顎を開き、空気を裂いて襲いかかる。 間近に迫る黒鮫を、麗芳は睨みつけた。身構え、見据えて、拳を握る。 左手を大きく振りかぶって、麗芳は、密かに握っていた石を投げた。 石は黒鮫の右目に向かって飛び、当たる寸前で避けられた。 だが、石は囮だった。次の瞬間、黒鮫の口の中へ、麗芳の指輪が投げ込まれる。 ただの指輪ではない。大きさを変えて鈍器にできる武宝具だ。それ故に、応用すれば こういう使い方もできる。 「なっ!?」 甲斐が思わず驚きの声をあげ、硬直した。黒鮫の口の中で指輪が巨大化し、 直径1メートルほどの輪となって、顎を閉じられなくしてしまったのだ。 その隙に、麗芳は黒鮫の横を駆け抜け、甲斐にスタンロッドを振り下ろす。 「ちっ!」 甲斐の反撃が間に合った。麗芳の右腕を拳が打ち、スタンロッドが落とされる。 けれど、スタンロッドも囮だった。最後の力を込めた麗芳の左拳が、容赦なく 甲斐の腹に命中した。 「が……!」 腹を押さえて、彼はその場にしゃがみこむ。黒鮫が、力を失い地面に落ちた。 「まだ、死ぬわけにはいかないのよ」 そう言って微笑した麗芳を、真横から出現した白鮫が一撃で噛み殺した。 ごきり、と骨の折れる音が聞こえ、白鮫の口から赤い血が流れ出す。 痛みや苦しみを感じる時間すらなかったはずだ。それが唯一の救いだろう。 ゆっくりと甲斐が立ち上がり、不愉快そうに腹を撫でてつぶやく。 「……次は、最初から全力でいくか」 二匹の鮫を消し去り、甲斐は死体に背を向けて歩き出した。 【032 李麗芳 死亡】 【残り74人】 【B-6/林の中/一日目/13:25】 【甲斐氷太】 [状態]:左肩に切り傷(軽傷。処置済み)。腹部に鈍痛。カプセルの効果でややハイ。自暴自棄。 [装備]:カプセル(ポケットに数錠) [道具]:煙草(残り14本)、カプセル(大量)、支給品一式 [思考]:とりあえずカプセルが尽きるか堕落(クラッシュ)するまで、目についた参加者と戦い続ける [備考]:『物語』を聞いています。悪魔の制限に気づいています。 現在の判断はトリップにより思考力が鈍磨した状態でのものです。 ※森の木に加えて、林の木も十数本ほど折り砕かれています。 ※林の中に、支給品一式(パン4食分・水1500ml)、凪のスタンロッド、 武宝具・圏(金属の輪、今は直径1メートル)が落ちています。 ※麗芳の所持品を甲斐が拾ったかどうかは、続きを書く人に任せます。 ←BACK 目次へ(詳細版) NEXT→ 第400話 第401話 第402話 第387話 時系列順 第373話 第385話 甲斐氷太 第425話 第391話 李麗芳 -
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戻る 「おはようございます、ジルコン。――本当にお久しぶりです」 サファイアと呼ばれた石精霊が、その姿に相応しい天使のような微笑を浮かべる。 そして音をたてることもなく、優雅に地面へと降り立った。ふわりと空気が波紋を描く。 誰一人動けぬ中で、ジルコンが親しげな笑みを浮かべながらゆっくりと近づいていった。 「ほんとに。なかなか答えてくれないから心配したよ」 「神殿に入ってきてからの気配は感じられてはいたのですが……お答えできなくてすみません」 涼やかな音色を背景に穏やかに会話を交わす二人の精霊。それを呆けたように見ていた精霊使いの男がふいに口角を上げて顔を歪めた。 「素晴らしい! 予想以上だ……」 震える声が厳かな空気を壊す耳障りな音、それを呟いた男に視線が集まる。サファイアが形の良い眉を顰め、ジルコンが大げさに首をすくめた。 男はそれに構わず、歪んだ笑みを浮かべたまま痩せた掌を二人の精霊へと向けた。 「今までのゴミ共など比べ物にもならん力だ、それも二匹も!」 恍惚とした目で男がジルコンとサファイアを凝視する。ルギネス達が剣を構えるが、男は他の人間など目に入っていないようにそのまま朗々と宣言する。 「我が元へ下れ石精霊! 私が存分に有効利用してやろう!」 向けられた掌に熱量が集まり、その皮膚に光が文様のように浮かび上がる。その光を視界に入れた二人の石精霊は一瞬不快気に顔を歪めたが、すぐに普段の表情へと戻った。薄ら笑いを浮かべていた男が表情を硬くする。ジルコンがにっこりと微笑んだ。男とジルコンの視線がぶつかりあい、ジルコンからの威圧感が強くなったかと思った瞬間男の掌の先からばちんと何かが弾ける様な音が聞こえた。男の掌からは光が消えうせ、全体からうっすらと血が滲んでいる。 「君じゃ無理だよ。本当はわかってるんじゃない? 分不相応だって」 「黙れ!」 激昂して叫ぶ男を特に諌めるでもなくジルコンが飄々と続ける。 「声は随分威勢がいいけど、さっきからずっと体は震えてるよ?それとも武者震いかな」 そう言われて男がはじめて自らの体の震えに気づいたかのようにはっとする。確かに彼の体は小刻みに震えており、周りから見れば虚勢は一目瞭然であったことに血を上らせた。そんな男にサファイアが怒りと哀れみを含んだ声で静かに語りかけた。 「結界ひとつを解くためだけに数多くの精霊達を犠牲にし、己の主君さえも裏切ろうとしているあなたの元へ、何故下らねばならぬのですか……?」 ぐ、と男が言葉につまる。ルギネスとカサンドラが得心したような表情を浮かべる。意味が理解できない琴菜が隣のルギネスに耳打ちした。 「主君を裏切る?どういうことだ」 「彼らは、ジュデッカ封印の要。臣下である奴がその力を手に入れてしようとする事は……すぐわかるだろう?」 「……成り代わる?」 「そういうことだろうな」 鋭い眼差しを男に向けたままルギネスは呟く。 「彼に与していながら彼を封じ、自ら支配者として立とうとする。その野心には感心するけどさ。連れてきたのが彼の配下の魔物兵で、しかもほとんど壊滅してたんじゃねぇ」 ジルコンが底意地の悪い笑みを浮かべて男を見る。 「ま、たかが小物一小隊じゃ歯牙にもかけてもらえないかな」 男の顔色が変わる。仕草だけでサファイアの精霊石を持ってくるよう澪に示すと二人の石精霊はルギネス達の背後に立つ。 「彼のことです。どのような反応を返してくるかは私たちにもわかりません。私は彼の結界を崩した彼らと共に参りますが、どうぞご自愛を」 哀れみを含んだサファイアの言葉に憤りからか小刻みに震えていた男の肩が大きく震え、顔から血の気が引いていく。 「あー、さっきの結界ってやっぱり彼のだったんだよね?」 「えぇ、お返事も出来ませんでしたし。でも私自身に大きな危害はありませんでしたから」 「じゃぁ、君が何をしたかは手に取るようにわかるね。気をつけてねv」 にこやかに言ってジルコンは何か言いたげなルギネス達を出口へと促す。 恐る恐る祭壇の青玉を手にした澪と不思議そうな顔をした春日があとに続く。 完全に戦意を喪失した男を尚警戒しながらあとに続こうとした琴菜が、涼やかな水音に紛れた鈍い物音に気付き天井を仰いだ。 細い水路に流れる水量が流れ始めた頃と比べて急速に増え始めていた。 水路から溢れ出した水が靴を濡らす。 気付いたカサンドラが声にならない悲鳴をあげ、気配を探るような表情をしていたサファイアがハッと僅かに身長の高いジルコンを見上げた。 「先程、外で何かしました?」 「……なんで?」 「湖の水源は、封印が破られる以前はこの神殿の真下にありましたが今は枯渇しています。この地下祭壇は石組みで水量を調節していたので人も入れましたが、でもこれは……」 「一体、何が……」 ルギネスが先を促そうとする声は石造りの壁に反響した、耳障りな笑い声にかき消された。 全身に浮かび上がる文様からパタパタと赤い雫が散り、水面に波紋を描く。 狂ったように笑い続ける男のまわりを、今にもかき消えそうな光がいくつか飛び交っていた。 「我が元に下らないと言うのならば、略奪者共々水に沈めてやろう」 干からびた声と共に、急速に勢いを増した水が襲いかかる。 聞き慣れない旋律にあわせて表れた水の壁がそれを遮った。 水の壁に阻まれ、水量の増加が止まった。思わず足を止めた面々に、サファイアが強く指示をする。 「はやく上がってください!」 その声に背中を押されるようにして全員が急な階段をなんとか駆け上がりはじめる。 澪が最後に振り返ったときにはサファイアの姿はすでに掻き消え、水の壁の向こうにうっすらと男の影が見えた。 かさを増す水流、激しい水音以外何も聞こえないにも関わらず、なぜか男が狂ったように笑い続けているように感じて、澪は二度と振り返ろうとは思えなかった。力付けるような掌の中の青玉のぬくもりを握り締め、外を目指してひた走った。 空を仰いで地下とは違う、すがすがしい空気を吸い込む。 神殿からさらさらと水が流れ続けているために座り込むことは出来ないが、全力で走った体は風に吹かれているだけで生き返るようだった。 ひからびた湖を恵みの水がゆっくりと潤していく。水が溜まるにはいたってはいないものの、乾いた大地は確実に潤いはじめていた。 「怪我の功名とでも言うべきでしょうか……」 サファイアがするりと姿を現してつぶやいた。 「枯れていた水源が、あの男が無茶したせいでどこかと繋がったのかもしれないねぇ」 ジルコンがぬかるんだ地面を眺めながら応じる。 男が現れる気配はない。 ほっと一息ついたところで、ルギネスがサファイアの前へと進み出た。 そして優雅な身のこなしで一礼する。 「助けてくれて感謝する、石精霊サファイア。私達は革命軍『テーヴェレ』の人間だ。私はルギネス」 それを受けてサファイアも穏やかに微笑みながら一礼した。 「感謝すべきはこちらの方ですルギネスさん。お目にかかれて光栄ですわ。結界を破ってくださって心より感謝しております。彼の結界でしたもの、さぞ大変だったと思います」 「結界……?それは私達は特に」 何もしてないと思う、と言い掛けたルギネスの声を明るいジルコンの声が遮った。 「あーもうせっかく色々めでたしめでたしなのにそんな堅苦しい挨拶はいいじゃない!サファイア、えーと君の本体を持ち出してくれてるのがレイちゃん。黒髪のおねーさんがコトナちゃんにその横がカスガちゃん。後そっちでぶっ倒れてるのがカース君ねー」 ジルコンの簡単すぎる紹介に苦笑しながらもカサンドラ以外が思い思いに挨拶を交わす。 「さあ、目的は果たした。エレンも待っていることだし早く町に帰ろう。おいカースいい加減に起きないとその辺りも泥になるぞ」 ルギネスの声に示され、一同は町へと歩みを進めていった。その後を追うように静かに僅かずつ、しかし確実に湖の水が神殿から溢れだしていた。 徐々に増えていく水に悪戦苦闘しながら歩みを進める。 遠目に湖に面した街の桟橋が見えるころには日も落ち、涸れ切っていた湖底にはくるぶしほどまで水が溜まっていた。 水を含んだ土に春日が足をとられ派手に転ぶ。 顔面から泥の中に突っ込んだ春日を両脇から澪と琴菜が引き上げてやっていると遠くからかすかに呼ぶ声が聞こえた。 ルギネスはずいぶんと前から気づいていたらしく、少し首を傾げながら左の目だけで声のするほうを見ている。 辺りを深紅に染めながら沈んでいく太陽の光を正面から浴びて、浅瀬を進むために船底を平らにした何艘かの船が近づいて来ていた。 そして、その先頭を進む小船には見覚えのある長い耳の少女。 「みなさん、ご無事ですかー!?」 よく通るエレンの声が、ゆっくりと水かさを増していく湖面に響き渡った。 閉鎖されたままの街にたどり着いたのは日も落ち夕闇が辺りを支配し始めた頃だった。 さらさらと水の流れる音を聞きながら、いまだ湖底に沈んだままの桟橋から街へと続く石垣をよじ登る。 薄暗い中もたれかかった石垣に濡れたような感触を覚えて、澪はついた手を引っ込めた。隣を見れば琴菜も同じように怪訝な顔をしている。 「なに……?水?」 「水路から水が溢れているんです。偵察に来た方々も驚いてらっしゃいました」 身軽に石垣を登り手を差し伸べたエレンが頭上で言う。 足場の悪さに閉口しつつ石垣の上に立つ。わずかに山の端から顔を出した月の光に照らされた街は、さらさらと心地よい音をたてる水の流れに洗われて侵しがたい聖域のように見えた。 魔物兵たちの再度の攻撃を恐れているのか、住民たちは街に留まらずその周辺で未だに野宿しているらしかった。 以前の水源から離れた場所から湧き出す大量の水に驚きながら歓喜する彼らに片目を向けて、ルギネスが薄く笑う。 「怪我の功名って言うんだろうね。結果的には良かったじゃない」 その傍らに浮かび上がったジルコンが柔らかく微笑みかけた。 「おかげで俺たちは泥だらけだけどなっ」 「すぐに洗い流せたんだからいいじゃん」 そうじゃなくてだなっ!と髪から滴る雫を周りに振りまいて怒鳴るカサンドラを適当にあしらいながら、ジルコンは目だけである人物を探す。 周囲は喜ぶ住民たちの出迎えでごった返していた。 青白い月光に照らされて真っ白の翼が蒼く染まる。 青い絹糸のような髪がその羽ばたきで軽く舞い上がった。 『封印の石精霊』サファイア。六大神の一柱、魂の守人・アローラの碧玉石最高位石精霊。 ほぼ同時期に石精霊となった彼女の前に立つ細身の影を目に留めて、ジルコンは静かに目を細めた。 「三度目の正直。って、やつですか?」 口の中で囁く言葉は、静かに見下ろす月にさえ届かない。 進む
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エフェクト数やエフェクトの入手方法を、詳しい方は作成してくれませんか? -- (名無しさん) 2023-12-10 20 18 14
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ゆめぎわ 本名 不明 身長 不明 年齢 不明 国籍 日本 サイド 生活 所属 コイルライフ 職業 不明 住居 オオサカ 能力 不明 色々と不明な存在。会合に出席したりと素性のバレるイベントが多いにも関わらず、不明な点が多いことから人の認識を歪める能力を持っていると考えられる。
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ゆめくり みやま館の看板娘 コメント 博による日本の漫画作品、およびそれを原作としたメディアミックス作品。 みやま館の看板娘 ダイノーズ:塔ノ沢 つつじ 某ジムリーダーの名前から コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
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白戸ゆめのしらとゆめの
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ゆめ【夢】 シンデレラも「夢は叶えるもの」と歌っていました。(管理人) 2006.01.11_C11 お仕事ですが・・・将来の夢のためにも今は良い経験と思っていますからストレスということは少ないですよ 2006.02.10 毎日ディズニーランドで夢を与えてます 2006.02.27 夢みたいなインテリアなので疑似体験ができてちょっと幸せです 2006.03.04 夢のある駅だなぁ~と思いながらの帰宅でした 2006.03.24_2_C02 先日ポッキーが久しぶりに夢に出てきました 2006.03.24_2_C02 夢の中でもヨロヨロしてて 2006.04.01 それぞれが夢や希望で胸を膨らませているでしょう 2006.04.01 私も夢や期待でいっぱいな状態2006年度の新生「白鳥百合子」を皆さん期待していてくださいね 2006.04.12 私は、あんなに夢中になれるものにであえることって素敵だなって思いました 2006.04.28_C03 誕生日を向かえまた新しい一年が始まります多分この一年が私にとって大きな意味を持つ一年夢に向かって頑張ります 2006.05.14 良い夢を 2006.05.28_C02 ちゃんとレギュラーとかなれたら夢見たいです 2006.06.02_C01 「誰にも負けない大きな夢」と言うわけにも行きませんが、出来るだけ頑張りますね 2006.06.15_C03 確かに、そんな日が早く来るといろんな意味で私の「ハバ」も広がると思うので、その日を夢見て 2006.06.19_C05 いくら感動したくても4年後になるワールドカップいつの日か世界を日本が制する日を夢見て私は明日の為にネムネムします 2006.07.09_C02 自分がワールドカップの番組に関わるなんて夢にも思ってなかったし 2006.07.25_C01 将来は専属でメイクさんなんかが付いてくだされば同じイメージでいけるのでそれが夢のひとつです 2006.08.28_C03 徐々に・・少しずつ私の夢を実現させて行きたいと考えています 2006.08.28_C11 でも、今は夢への通過点です! 2006.08.31_2_C04 夢を追いかけるうちはずっと足りないのかもしれません 2006.09.03_1_C03 恥ずかしながら・・・飛行機が落ちる夢とかみて緊張してたんです小心者ですね 2006.09.03_2_C01 新目標は後ほど1月から較べたらほんとに夢のようです 2006.09.04_1_C01 自分が海外撮影なんて夢見たいですね 2006.09.04_2_C01 しっかりとした夢に向かって頑張ります 2006.09.11_C02 今は将来の女優を夢見て、グラビアのお仕事を始めたところです! 2006.09.16 いまはいろいろなお仕事を経験しながら、少しずつ自分の夢の「女優」に近づいていけたらと思ってます 2006.09.16_C01 飛行機は何とか大丈夫ですが・・グアムに行くときは本当は心配したんです落ちたらどうしようとか・・夢に出てきて 2006.09.18 なかなか実現しない「夢」なんですけどね 2006.09.18_C04 それにしても、夢のために会社を辞めて頑張ってるおーさかじんサン近いうちに軌道に乗るといいですね 2006.09.18_C09 そんなに頑張ってるならいつか夢は実現しそうですね 2006.09.18_C09 夢をしっかり持って、そのために努力していれば意外とかなう事は多いような気が私はします 2006.09.20_C03 夢があるのは良いですよ 2006.09.21_1_C01 確かに・・・でも今は「夢の途中」 2006.09.21_1_C03 でも、夢の実現のために東京で頑張ってます 2006.09.22_C03 夢にも登場して、私と一緒に遊んでくれますよ 2006.09.26_C07 夢をあきらめないでくださいね 2006.09.30_C03 夢は女優ですからこれから少しずつ頑張っていきますね 2006.10.03_1_C02 そうなんです、夢は女優さんなんです 2006.10.03_1_C03 王道を歩くことは出来ていませんが、そんな時でも夢をあきらめずに目指し続ければ叶うかもしれません 2006.10.03_1_C03 夢の達成は・・・女優一本で暮らしていけるようになったときです 2006.10.09_C06 ちょっと夢が大きすぎたようです 2006.10.10_C07 ついに夢を実現されたのですね 2006.10.10_C07 私も夢をあきらめずに頑張りますね 2006.10.12 気づけば一人・・・彼の地で夢見て 2006.10.12_C10 先日は猫ちゃんとお話している夢を見ました 2006.10.14_C10 縁側でお茶を飲みながらゆっくり暮らすのが私の夢です 2006.10.16_C02 夢の通りに歩めるとは思っていないので、いまのお仕事も一生懸命頑張ってますよ 2006.10.16_C05 女優が夢ですから、テレビドラマや映画のお仕事が増えるといいなと思っています 2006.10.22_C03 夢に私は登場しましたか? 2006.10.22_C11 恥ずかしがらずに、夢に向かってGOって感じですね 2006.11.05 ホンとにこんなに自分が載ってる本が出るなんて夢見たいですね 2006.11.07 夢の夢と思っていた100000アクセスももう一歩 2006.11.07 夢の夢と思っていた100000アクセスももう一歩 2006.11.14 本当に夢のような数字にたどり着けて幸せです 2006.11.15 夢の100000アクセス~ 2006.12.23_3 私もいつの日か素敵な聖夜が過ごせることを夢見て、今はお仕事に一生懸命取り組みますね 2006.12.24_1_C08 お蔭様で、今年はいろいろな雑誌に登場させていただいて夢のようでした 2006.12.30 でもだんだん赤字になって行って・・・これ以上自分の夢を追い続けると大変なことになるかもと悩んだ時期が2月頃でした 2007.01.01_1 もちろん自分の夢のために生きているのですが・・・ここまで支えてくださった皆さんとは一心同体 2007.01.01_1 真っ直ぐな気持ちで、夢に向かって頑張ることを誓います 2007.01.01_1 私の夢をかなえることが、皆さんへの恩返し 2007.01.03 そして・・・みなさんも夢をきっとお持ちだと思いますので・・・一緒に頑張りましょう 2007.01.09 タイトルは「新年の抱負を聞く・・・宮城出身・グラビアでブレイク!夢は・・・」でした 2007.01.09 もちろん夢は・・・「皆さんにもっともっと知ってもらえて女優になって・・・将来は縁側でゆっくりお茶が飲みたいです」と答えましたよ 2007.01.11 グラビアが発売されるようになってからは、ほんとに多くの皆様が来てくださって夢のようです 2007.01.13 私以外でも、夢に向かってがんばってる方やその途中で苦しんでいる方が沢山・・・ 2007.01.15 1年間放送される人気シリーズに出演させていただけるなんて、夢のようです 2007.01.15 夢のように訪れたこの瞬間を・・・大切に生きて行こうと思います 2007.01.25_1 昨年ファーストDVDのイベント経験はありますが、あの時は無我夢中だったのを覚えています 2007.01.31 実際に仕事が始まると、夢と現実は大きく違う場合がほとんどです 2007.02.13_2 そのままダイアリー名物!予約アップです!!祝・429000アクセス~!!!夢のような数字でしたが・・・皆さんのおかげです!!!! 2007.02.13_2 夢のまた夢という感じに考えてましたので・・・本当に感謝しています 2007.02.13_2 夢のまた夢という感じに考えてましたので・・・本当に感謝しています 2007.02.13_2 この世界はとても難しいところですが・・・ささやかに暮らしながら、夢に向かって一歩一歩近づいて生きたいと思います 2007.02.25_2 それでは皆さん素敵な夢を見てくださいね 2007.02.25_2 私は・・・草原で牛さんや馬さんと楽しく遊ぶ夢を見たいです 2007.03.06 自分が東京で夢に向かって生きている証として始めた「そのままダイアリー」・・・ 2007.03.15 夢・ゆめ・ユメの100万アクセスまでもう少しです 2007.03.21_2 そして・・・「夢の1000000アクセス」??? 2007.04.06_1 女の子にとって「写真集」を出していただけるのは夢みたいな部分がありますからとっても記念になりました 2007.04.11 だからこそ・・・夢が叶ったときに喜びが込み上げるのでは??? 2007.05.03 一緒に夢に向かって頑張りましょうね 2007.05.15_2 私も含め全員の夢なのが・・・「mashup!音王MUSIO」が1つでも多くの放送局でON AIRされること 2007.05.21 こんなにも皆さんに見ていただけるようになるとは夢にも思いませんでした 2007.05.21 「演技をしたい」という夢がたまたまあっただけ・・・ 2007.07.28 顔が似ているのと夢がいっぱい詰まっている想像上の動物なので思い切って「ファルコン」にしようと思ったのですが、なんせ女の子だしな~っとなり、 2007.08.01_2 きっと元気に走り回っていて何かを見つけて合図している夢でも見てたのかな~? 2007.08.25 「芸能人のブログ」に夢や華やかさを求めいていた方は、今回のことでイライラ・モヤモヤして・・・離れて行ってしまわれる方も多いでしょう 2007.12.23 また・・・女優の夢を諦めてはいません
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【検索用 ゆめのうた 登録タグ UTAU iicafiaxus ゆ 地位トメロ 曲 曲や】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:iicafiaxus 作曲:iicafiaxus 編曲:iicafiaxus 唄:地位トメロ 曲紹介 最近話題のアメリカ製ライブラリ「地位トメロ」です。 曲名:『ゆめのうた』 前作に引き続き、可愛らしい童謡風楽曲。 歌詞 (動画より書き起こし) きのうの ゆめを きょうも みようよ おおきい うさぎが やねのうえ ぴょーん ぴょーん ぴょん ぴょん ぴょん コメント 名前 コメント